未経験業界へ転職を成功させる4つのポイント【オススメの転職サイトも教えます】

転職

 

SEIKO SUGIMORI
せい

こんにちは、せいです
国立大学の研究員→大手外資系IT企業のコンサルタントに転職し、AI創薬関連業務に従事しました。会社員+複業をしています。

転職したいけど、

  • どの転職サイトに登録したらいいかわからない
  • 異業種/未経験で自分の希望のところに転職できるか不安
  • 年収が下がるのではないか不安
SEIKO SUGIMORI
せい

生物系研究者からIT企業に未経験で転職をし、年収も上がった経験を教えます。

私自身2回転職をしており、

1回目:基礎生物系の研究者→大手外資系IT企業のコンサルタントに転職。

2回目:大手外資系IT企業のコンサルタント→遺伝子解析会社の新規事業立ち上げ業務+バイオインフォマティシャン。

という形で、未経験の職種に転職を成功させています。2回目の転職は、専門性が活かせるように見えますが、これまで以上にビジネススキルを必要とされる業務です。私自身、転職活動の際は上記の悩みを持っていましたが、最適な転職サイトで、有益なアドバイスを受け、年収を上げることができました!

  1. 最適な転職エージェントとつながる
  2. 自分の軸を持ちつつ、視野を広げる
  3. 適切なアドバイスをもらい、場数を踏む
  4. へこたれない

が大切です。以下で解説していきます。

1.最適な転職エージェントとつながる

 

この投稿では、20代から30代のいわゆる若手の未経験職種への転職について書きたいと思います。まず、転職するにあたり、転職サイトに登録します。それぞれのサイトで得意分野が違うので、複数のサイトに登録することが得策です。私が登録したのは、以下のサイトです。

  1. リクルートエージェント
  2. マイナビエージェント
  3. doda
  4. ビズリーチ
  5. コトラ
  6. Spring

リクルートエージェント

言わずと知れたリクルートが運営する転職サイトです。自分が設定した希望職種だけでなく、経歴にあった職のレコメンドや面接確約オファーなどももらえます。書類の添削だけでなく、電話での模擬面接もしてもらいました。フィードバックもあるので、本番のイメージを持つことができました。担当の方が割と若めなので、友達感覚で相談したい人にはオススメ。リクナビNEXTとの違いは、非公開求人の保有数がリクルートエージェントの方が多い、より転職を本格的にする場合はリクルートエージェントを選ぶのが良いです。リクナビNEXTは自分のペースで転職活動をする人にオススメです。

リクルートエージェントの公式サイト

リクナビNEXTの公式サイト

マイナビエージェント

大手のマイナビが運営する転職エージェントです。

20代から30代前半の若手の方が転職する際に活用するのがいいでしょう。特に、若手のエージェントが多いので、同年代との方が話しやすい人や転職未経験〜1,2回目の方が利用するにはオススメ。多くの未公開求人を抱えているので、エージェントに幅広く求人を提供してもらうことができます。また、面接対策や書類添削もしてもらえます。

一方で、30代以降や年収600万円以上を狙うような中堅以上の方は、後述するハイクラス求人を紹介してくれるエージェントサービスへの登録をオススメします。

doda

インテリジェンスから社名が変わり、パーソルキャリアになりました。dodaは幅広い職種から選ぶことができます。リクルートエージェントやマイナビエージェント同様、希望職種の情報がもらえるだけでなく、スカウトサービスがあるので、企業からの面談オファーも届きます。研究室の先輩は、dodaから大手バイオ系企業に就職を決めました。転職サイトの大手なので、保有企業数は多いです。また、担当者が若いので20代〜30代の若い層の転職にはオススメです。

doda公式サイト

ビズリーチ

ビズリーチは転職エージェントのプラットフォームのようなものです。企業の人事から直接面接のオファーが届くこともありますが、自分が登録した職務経歴や希望条件から転職エージェントから連絡が届き、面談をして、求人情報をもらい応募するという形が多いかなと思います。私は2回の転職とも、ビズリーチ経由で転職先を決めています。コンサルタント専門とライフサイエンス分野専門のエージェントの方と繋がりました。ハイクラスの転職を謳っているだけあり、年収アップはもちろんのこと、エージェントの方の対応はとても丁寧かつ的確なアドバイスをいただくことができました。

ちなみに、転職活動を終えた後もビズリーチの登録は続けています。なぜなら、ヘッドハンターからの連絡が来たり、自分が今後狙っている業界や職種の年収や必要なスキルを求人票から確認できるからです。転職活動が終わっても自分の市場価値を知り高めていくためにも転職エージェントの登録を継続することをオススメします。

ビズリーチ公式サイト

コトラ

コトラはハイクラス転職エージェントサービスであり、各業界のプロが在籍しているため業界の適切な目線からのアドバイスがもらえます。私はコンサルタント業界の方から、オファーをいただきましたが、未経験業種だったため応募するのを躊躇していました。しかし、書類の添削だけでなく、面談で聞かれそうなコンサル業界の基本的なことまで丁寧にアドバイスを受けることができました。初めての転職では、ビズリーチ→コトラで外資系IT企業のコンサルタントに内定をいただくことができました。

コトラ公式サイト

Spring転職エージェント

Spring転職エージェントは、コトラ同様に専門職種や特定の業界に特化した転職エージェントのサービスを展開しています。専門に特化したエージェントが在籍しているので、業界だけでなく転職に対しても的確なアドバイスがもらえます。コトラと比べると30代前後のエージェントが多く、20〜30代の方が転職する際に利用するにはオススメです。2回目の転職の際、ビズリーチ→Springで内定を出すことができました。また、年収についても交渉していただき、サポートも適宜していただけたので安心して転職活動を終えることができました。

Spring転職エージェントの公式サイト

すべての転職サイトや転職エージェントサービスに登録するのがいいと思いますが、まだはっきりと職種を決めていない場合は、幅広く企業を紹介してくれるリクルートエージェントまたはdodaの登録がオススメ。すでに希望の職種が明確な場合は、ビズリーチやコトラ、Spring転職エージェントに登録するのがオススメです。特に、年収を500万円以上を希望する人は、ビズリーチやコトラに登録をしましょう。エージェント本人が企業に出入りしており、直接会話してもらえる場合があるので、スムーズに選考を進められることもあります。

2.自分の軸を持ちつつ、視野を広げる

この考え方は、業界や職種選びに重要です。私の例をお話しします。

私は元々生物系の研究者でした。アカデミアの道を諦めて企業就職をすることにしたのですが、研究自体は続けたいと思いました。そこで、企業の研究職に応募しました。全部で50社ほどです。

結果は全て書類選考で不合格。研究職は専門性が高いため、研究分野がマッチしないとなかなか難しいのが現状です。

ある時、ベンチャーキャピタルへの応募の話があり、金融系の知識不問、研究系の知識がある人を募集していると伺いました。

そこから自分が研究をするのではなく、研究をサポートできる業務につこうと決めました。自分が手を動かし研究しなくても、研究職の方と関われるような職種であればいいなと思ったからです。

結果、外資系IT企業のライフサイエンス系のコンサルタントに転職が決まりました。

つまり、研究に軸を置きつつも、自分が研究する→研究に関われる仕事という風に視野を広げることで、未経験職種、かつ、自分がやりたい仕事へ転職ができました。

特に、新しい分野に手を出そうとしている企業はオススメです。私の場合、ライフサイエンスに力を入れているIT企業からの求人を紹介していただき、そこで内定を取ることができました。

私の一例を紹介しましたが、これはどの職種でも通用する考え方です。軸を持ち視野を広げる、です。

3.適切なアドバイスをもらい、場数を踏む

適切なエージェントと繋がり、軸を持ちつつ視野を広げ、応募したい職種が決まったら、あとは場数を踏みます。その際、徹底的にエージェントは利用しましょう(笑)

自分で調べて解決することはいいですが、私が入社したIT企業の求人票は略語が多すぎて正直何を求められ、入社後何をするのかわかりませんでした。エージェントに依頼すれば、企業に質問してくれます。

また、未経験の業界に行く場合、その業界の常識的な部分はエージェントに聞いてしまった方が早いと思います。書類の添削や面談に向けての準備に関する情報も共有してもらえるので、積極的にエージェントに相談しましょう。年収交渉もしてくれます。未経験の職種への転職をしていますが、2回とも年収がアップしました!

特に面接後は、面接中に受けた質問やどう回答したかを覚えておき、エージェントからのフィードバックをもらいましょう。選考が進んでももしダメでも次に活かせる有用な情報をもらえることが多いです。場数を踏むことで、書類を書いたり面談に臨むことに慣れてきますので、落ち着いて自分の良さをアピールできるようになります。

4.へこたれない

とは言っても、選考に落ち続けたら凹みますよね。。私も初めての転職活動では、研究職を狙い続けていたら50社ほど書類選考で落ちました。研究職から研究に携われる職種に希望を変えてからも、面接で落ちました。2回目の転職活動では面接で落とされることが多く、書類選考で落ちるよりもかなりショックでした。しかし、落ちるには理由があります。

その多くは、企業とのミスマッチです。

  1. 自分の希望職種と企業が出している求人の職種が違う(やりたいことができない)
  2. 自分の職務経歴から、企業の求める人材ではないと判断されている(自分の経験が浅い、即戦力を求めている)

1に関しては、意外と求人票の内容が抽象的すぎて面接に行ってみたら自分の希望職種と違っていることがあります。これはもう面接して企業の人と話してみないとわからないので、しょうがないです。頑張って入社しても「思ってたのと違った」となるよりは入社前で良かったと思いましょう。

2に関しては、未経験の職種への転職を目指す場合、よくぶつかる壁です。年収を下げて入社する方法もありますが、ベンチャー企業だと他の強みをアピールできれば年収を現状維持以上で採用される可能性があります。

なぜなら、大手の場合、各分野の専門性が高い社員がおり、新たに未経験の社員を一から育てるのが大変でかつ、育成するのなら新卒の社員の方にするからです。一方、ベンチャーは、社員がそもそも少ないため、専門性を持ちつつも、いわゆる何でも屋になる必要があります。そこを狙うのです。

また必ずしも自分の能力が劣っているから採用されないのではなく、時代の流れも関係してきます。例えば今だとIT企業の伸びが強く、多くのIT企業で積極的な採用があります。職種に関しては、今後AI関連やデータサイエンスの領域が伸びると考えられます。一方、銀行系は今後採用は縮小し続けるでしょう。

前述したように、職種や業界選択にも軸を持ち視野を広げるということが大切です。私は元々製薬企業や食品メーカーへの就職を希望していましたが、そういった企業を顧客とするような企業へと希望を変更することで、全く専門外のIT企業に就職でき、また専門性も活かしつつ年収をアップさせることができました。

おわりに

転職は人生を大きく左右するイベントの一つです。不安や悩みを持つのは必然でしょう。

親身になってくれるエージェントと繋がり、最大限活用する。自分の軸を持ちつつも視野を広げて職種/業界選択をする。エージェントから適切なアドバイスを受け、場数を踏むことで希望した年収で望んだ企業に転職できる!

時には凹むことがあると思いますが、少しでも読者の皆さんの人生を豊かにする役に立てればと思います。

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