元研究者が教える爆速で成長する方法

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国立大学の研究員→大手外資系IT企業のコンサルタントに転職し、AI創薬関連業務に従事しました。2019年12月から遺伝子解析会社の新規事業立ち上げに従事する予定です。会社員+複業をしています(2019.11現在)

  • 上司から成長してないと言われるけど具体的に何をすればいいかわからない
  • そもそも成長って何?

そんな疑問に答えていければと思います。ぶっちゃけ、成長の定義は人によって違いますが、仕事でもプライベートでも役に立つことだと思います。

成長するには…

”成長を阻害する要因を取り除き、成長を促すことを行う”

が大切です。

当たり前のことじゃん!と言われそうですが、たったそれだけです。

  1. 成長とは?
  2. 成長のブレーキを外す方法
  3. 成長のアクセルを踏む方法

について解説していきたいと思います。

1.成長とは?

仕事をしていると、”お前は全然成長していない”なんてことを上司から言われることがあるかもしれません。でも、成長ってそもそも何なの?人それぞれ成長の定義があるかもしれませんが、大きく二つに分けられます。

  • 技術面での成長
  • メンタル面での成長

技術面での成長は、わかりやすいですね。例えば、「今までできなかったプログラミングができるようになった」「〇〇の資格を取得した」「料理ができるようになった」など。

メンタル面での成長は、技術面での成長に比べてイメージがつきづらいかもしれません。「人に優しくできるようになった」「ちょっとしたことでは慌てなくなった」「心にゆとりを持てるようになった」などでしょうか?大人な気がしますね。もちろんこれらもメンタル面での成長だと思います。

しかし、私の考えるメンタル面での成長は”子供心をいつまでも忘れない”ことだと思っています。

え?どういうこと?と思われるかもしれませんが、これは後述します。

2.成長のブレーキを外す方法

2-1.自分自身によるブレーキを外す方法

成長のブレーキは2つあります。

  • 自分自身によるブレーキ
  • 周囲の人によるブレーキ

自分自身によるブレーキとは、悩みや自意識過剰、自身のなさなど自分の内部から発生する成長を妨げる要因です。

例えば、会議中。発言しようとした時に、

「間違ったことを言っていないだろうか」「頭が悪いと思われないだろうか」「下っ端が発言してもいいのだろうか」

新しい趣味を始めようとした時、

「長く続けられるだろうか」「本当に楽しめるだろうか」「お金や時間の無駄にならないだろうか」

学生や若手研究者なら、例えば学会発表で

「質問にきちんと答えられるか不安」「興味を持ってもらうためにうまく発表できるのか」

と考えたことはありませんか?これが自分自身によるブレーキです。

これは、多くの場合悩んでもしょうがないことに悩んでいます。行動は選択できますが、結果は選択できません。ただ、何も行動せずに”あの時ああしていればよかった”と後悔するよりは、断然行動しましょう。

少なくとも悩んでいることを行動してしまえば、もうやるかやらないかに悩むことはなくなりますよね?やろうかやらないか悩む時間が無駄です。決断したなら、もう悩まない!

とはいえ、決断したけど、悩むよって人、いますよね?笑

そう言う人は、まずは、期限を決めて小さくやってみませんか?

例えば、1,2年という風に時間の期限を決めます。決断してもこのブレーキが頭をよぎるかもしれませんが、期限内である場合、とにかくブレーキを踏まずに目の前のことをやってみましょう。仕事にしろ趣味にしろ、初めはうまくいかずに苦しい思いをすると思います。しかし、継続しているうちに意外といけるじゃん!となるかもしれません。ならなければ、やめてしまえばいいのです。どちらにせよ、そこで得た経験は、次に行かせます。少なくとも、決めた期限は継続できたことに自信を持ちましょう。

時間的な期限じゃなくても、仕事であれば今のプロジェクトが終了するまで、趣味がおんがくなら2、3曲弾けるようになるまででもいいと思います。必死に目の前のことをやっていると、必ず力がつきます。このまま同じところに留まろうと新しいことに挑戦する場合であっても今後の糧になります。

もう一つ、自分自身によるブレーキがあります。

それは、人と比べた時に現れるブレーキです。

「私の方があの人より優れているから、私の意見を採用しよう」

このような考えもブレーキになります。完璧な人間なんてこの世にはいません。そして、何も取り柄のない人もいません。相手のいいところを探し、自分も身につけようとする謙虚な姿勢が大切です。

2-2.周囲の人によるブレーキを外す方法

2つ目の周囲の人によるブレーキとはなんでしょうか?

例えば何か新しい趣味を始める時、

「なぜそんなことを始めるの?」「時間やお金がもったいない」「何が面白いの?」

転職をする時、

「この会社で何を学んだっていうの?」「せっかく安定した会社に入れたのに」「同じ悩みを抱えることになるよ」

研究をしていたら、

「何が面白いのかわからない」

なんてことを言われたりします。これが周囲によるブレーキです。

本当に周囲の言うことが正しいのでしょうか?誰が正しいと言うことはありませんが、周りの言うことを聞いて、あなたはあなたがどういった行動をとるのか決断するのですか?

その人は、あなたの人生において今後ずっとそばにいる人で、あなたの人生に責任を持ってくれる人でしょうか?世の中にそんな人はいますか?

います!

そう、あなた自身です。

もちろん、あなたの成長を促すためにアドバイスをする人がいると思います。力を貸してくれる人は本当の仲間です。そういう人は、

うまくいかない理由を伝えるのではなく、どうすればうまくいくのかを助言してくれる人です

とはいえ、あなたの人生の責任を持つのはあなた自身です。周囲にどう言われようと”あなたがどうしたいのか”が大切です。

ちなみに、本当にあなたのことを思っている人は「あなたのことを思って言っている」とは言いません(笑)そういうことを言う人は、あなたではなく自分自身のことを思って、あなたの行動を阻止しようとしています。

3.成長のアクセルを踏む方法

3-1.自分のメンターを見つけて、真似をする

成長のブレーキの外し方の次は、成長のアクセルを踏む方法です。こちらも2つあります。

  • 自分のメンターを見つけ、真似をする
  • 即行動

自分のメンターを見つけるのは実生活(研究室、職場など)でも構いませんが、今はSNSで様々な経験を持つ人たちとつながることができます。若者から年長者まで、ニートから経営者まで多種多様です。そんな人たちの中で、”こういう人になりたい”という人を見つけてください。一人でなく複数で構いません。

私の場合、ブログを書く際に参考にしているブロガーさん、考え方を真似している会社経営者、仕事の作り方を真似している絵本作家さんなどです。

有名な方ですと書籍を出しているので、片っ端から読んでいくことをお勧めします。数冊読むと、その人の思考がわかってきます。また、最近はオンラインサロンを運営している方もいますので、サロンメンバーになってみるのもいいかもしれません。

Twitterやfacebookをフォローするのもお勧めです。中には、端的に有益な情報を高頻度で投稿される方もいます。

新しいことを始める際は特に、こういう人たちの思考ややり方を真似します。自分のオリジナリティはまず無視で、成功者の成功方法を真似て学びます。それが最速に成長する方法です。

3-2.即行動

2つ目のアクセルは即行動です。

例えば新しい趣味を始める時、自分自身のブレーキでもありましたが

「面白いかわからないし」「続けられるかわからないし」

と、始めるかどうか悩んでいると、その悩んでいる時間だけ趣味を始める時間が遅くなり、上達する時間もかかってしまいます。それだけでなく、悩むというのはかなりのストレスや体力を必要とするので、他に使う力さえも奪われてしまいます。

それだったら、早く始めて、自分に向いているのか継続できそうなのかを知った方がいいと思いませんか?仮に、面白くなかったとしても、それは失敗ではなく、悩む時間もなくすことができたし、趣味の選択肢から一つ減らすことができたので、大きな一歩です。

そして、行動を起こしたら、まず継続してやってみます。

とはいえ、どのくらい悩んだら、どのくらい興味があれば行動に起こせばいいのでしょうか?

ぶっちゃけ、少しでも面白そうと思ったら、いいと思います。私は、同時にプログラミング学習とブログを始めました。今は音楽にも興味があるので、プログラミング学習とブログが習慣化してきたら、または、向いてないと思ってやめたら、音楽も始めます。

世の中的に成功者と言われる人を見ていると、行動、失敗、行動、失敗、行動、失敗…行動、成功!彼らの凄いところは、頭の良さもそうですが、行動力が半端ない、そして立ち直りが早いことです。

とはいえ一部の人たちだけが上手くいくんでしょ?と思われるかもしれませんが、一般人の私でも行動することで、奨学金という借金地獄から一般的な水準の生活ができるようになりました。これから、もっともっと行動していきます。

このように次々に興味の赴くままに行動をしていると、

「子供みたいだよね」「変人だよね」

と言われるようになると思います。私は、これこそ大事だと思っています。

批判される、バカにされるということは誰も考えていないこと、他の人たちがブレーキをかけてやらないでいることを自分がしようとしているという指標になります。”子供心をいつまでも忘れない”ということが最速で成長させてくれます。

おわりに

インターネットの普及によって、様々な情報を素早く手に入れるようになってから、働き方だけでなく生き方も高速で変化していきます。その流れにおいていかれないためにも、自分や周囲からの成長のブレーキに惑わされることなく、目指す人物の行動や思考を真似て即行動し、爆速で成長していきましょう。

 

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